SIN'S LAB

技術系の備忘録

【作業メモ】Visual Studio 2019とGitLabの連携(Windows)

はじめに

この記事では、Visual Studio 2019(以下、VS)上に作成したプロジェクトをGitLab上のプロジェクトへ追加する方法を備忘録として残しておきます(使用しているOSは、Windows 10)。

参考サイト

以下のサイトを参考にさせて頂きました(2019/7/21アクセス)。異なる点としては、VS(参考サイトでは2015でした)でのチームエクスプローラーにおける操作で若干の違いがあります。
www.out48.com

Output48(2016)『Visual Studio 2015 + GitLab でバージョン管理(3/4):Visual Studio & GitLab リポジトリの同期』,
https://www.out48.com/archives/1385/ , 2019/7/21アクセス


ステップ1 GitLab上でプロジェクトを作成

まずは、GitLab上でプロジェクトを作成します。
ここで重要なのが、「Initialize repository with a README」にはチェックを入れないでください。

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GitLabプロジェクトの作成

ステップ2 VS上でのプロジェクト作成とソリューションをソース管理に追加

まずは、プロジェクトを作ります。

f:id:f_eclair:20190719003734p:plain
VS上でプロジェクト作成

次に、ソリューションエクスプローラー上のソリューションの上で右クリックしてください。
下図のようにメニューが出てくるので、そこにある「ソリューションをソース管理に追加」をクリックしてください。

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「ソリューションをソース管理に追加」を選択

ステップ3 VS上のローカルリポジトリにリモート(GitLab)リポジトリを追加

ステップ2を終えて、チームエクスプローラーを見てみると、ローカルリポジトリの一覧に設定したものが追加されているはずです(ここでは「Test」)。

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チームエクスプローラーの変化後

このリポジトリをダブルクリックして選択してください。
そうすると、下図のような画面になるので、ここで「設定」をクリックしてください。

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設定を選択

次に、下図のようになるので、「リポジトリの設定」をクリックしてください。

f:id:f_eclair:20190719005559p:plain
リポジトリの設定を選択

そして、出てきた画面を下にスクロールしていくと、下図に示す「リモート」の項目が出てきます。
ここで、「追加」をクリックしてください。

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リモートの項目で追加を選択

そうすると、下図のような入力画面が出てきます。

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リモートリポジトリの入力画面
ここでは、「名前」の欄には、originと入力してください。
下の「フェッチ」の欄には、GitLabのプロジェクト画面で確認できるURLを入力してください。
(プッシュの欄は下のチェックボックスにチェックしてあれば自動的に入力されます)
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入力するGitLabプロジェクトのURL

ステップ4 プッシュする

ステップ3が終わったら、下図の画面まで戻り、今度は「同期」をクリックしてください。

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同期を選択

下図のような画面になるので、ここで、「出力方向のコミット」の項目のプッシュをクリックしてください。

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プッシュを選択

うまくいけば、下図のようにプッシュが完了するはずです。

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プッシュの完了

完了

以上で、連携が完了し、GitLabのプロジェクト画面を見てみると、プッシュされていることが分かります。
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今後はチームエクスプローラーからGUIで操作が可能になります。

記事の内容は以上です。

第一版:2019/7/19作成
第二版:2019/7/21更新